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S2P(Source to Pay)は、調達依頼→発注→請求→承認→支払までの流れを一気通貫で管理する考え方です。この記事では、SankaでS2Pを運用するための基本手順とポイントをまとめます。
S2Pの全体像
- 調達依頼を起点に、発注・請求・支払までの状態を可視化する
- 部門別の承認ルールを統一し、支払漏れや重複を防ぐ
- レポートで支出の傾向を把握し、改善につなげる
- 仕入先・承認ルールを整える
取引先情報を整理し、金額や部門に応じた承認ルールを決めます。
- 発注を登録する
依頼内容をもとに発注を登録し、金額・納期・担当者を明確にします。
- 請求を取り込む
請求書や支払依頼を取り込み、発注と紐づけて管理します。
- 検収・突合を行う
数量・金額・納期の差異を確認し、必要に応じて調整します。
- 承認を進める
承認ルートに沿って処理し、承認結果を記録します。
- 支払と記録を完了する
支払日と支払方法を確定し、支払状況を更新します。
- レポートで可視化する
支出の推移や部門別の傾向をダッシュボードで確認します。
運用を安定させるポイント
- 発注番号・請求番号・支払期日は必須項目として運用する
- 例外対応(差異・緊急支払)はルールを決めて記録を残す
- 週次・月次のレビューを習慣化し、遅延や重複の兆候を早期に発見する
よくあるつまずき
- 発注と請求が紐づかない
- 承認が止まる
- 支払漏れが起きる
- 支払期日で絞り込めるビューを用意し、日次で確認します。
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