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Sanka ERP for HubSpotを有効化し、HubSpotからSankaのバックオフィス機能を開けるようにするための設定手順です。接続から初期同期までを、シンプルな流れでまとめました。

事前準備

  • Sankaワークスペースの管理者権限と、HubSpotのSuper Admin(またはアプリ連携を許可できる権限)を用意する。
  • Sanka側で利用するモジュール(受注、サブスクリプション、請求、在庫、発注など)を確認し、フィールド命名をHubSpotのプロパティと揃えておく。
  • テスト用のDealとCompanyを1件ずつ用意し、接続後の動作確認に使う。

接続と認証

  1. Sankaの「ワークスペース」>「連携サービス」から「連携サービスを作成」を選び、一覧で「HubSpot」を選択します。
  2. 画面の案内に沿ってHubSpotにサインインし、「アプリを接続」を承認します。完了後、Sankaの連携サービス一覧にHubSpotアカウントが表示されます。
  3. HubSpotのDeal/Company/Contact画面でSanka ERPカードを追加し、紐づけるSankaワークスペースを選択して起動できることを確認します。

データ同期の基本設定

  • ステータスマッピング: HubSpotのDealステージと、Sankaの受注ステータスを対応付けます。ステージ更新時にSanka側も追従させることで、二重更新を防ぎます。
  • プロパティ同期: 取引金額、開始日、請求サイクルなど必要な項目だけを同期対象にします。不要な項目は除外して、データクレンジングをシンプルに保ちます。
  • 取り込み方式の確認: 初回は「作成のみ」でインポートし、運用が固まったら「作成と更新」に切り替えると安全です。

運用チェックリスト

  • HubSpotからSankaを開き、見積・請求・在庫がレコードの文脈に沿って表示されるかを確認。
  • テストDealをSankaに取り込み、請求書や発注の作成が滞りなく行えるか検証。
  • 権限が適切かを確認し、営業は閲覧中心、バックオフィスは編集可能など役割に合わせてアクセスを整理。
  • パイプラインや商品マスタの更新に合わせて、マッピング内容を定期的に見直す。