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カード課金(Stripe)とカスタム請求書(銀行振込等)をSankaでまとめて管理し、入金消し込みまで自動化する運用パターンです。Stripeの柔軟な決済を活かしつつ、カスタム帳票や複合課金をSankaで補完します。

ハイブリッド請求の設計

  • カード/リンク決済: Stripe Payment LinkやCheckout、Invoiceを使ってカード・ACH等で即時決済。Sankaでは関連する請求レコードを作成し、入金と紐付ける。
  • カスタム請求書: 工数やプロジェクト費用など、Stripe Invoiceだけでは表現しづらい明細をSankaで作成。必要ならStripeの決済リンクを添付。
  • サブスク + 都度: StripeのSubscriptionを継続課金に使いつつ、都度請求はSankaで発行。両方の入金を同じ債権ビューで管理。

入金消し込み

  • Stripeの支払い・手数料・為替差額をSankaにインポートし、請求と自動突合。
  • 不一致時は候補マッチングを提示し、部分入金・複数請求のまとめ入金にも対応。
  • 調整行に手数料を計上し、請求額と実入金の差をゼロに揃える。

運用ステップ(例)

  1. 請求タイプを判定(カード/リンク決済か、銀行振込のカスタム請求か)。
  2. Stripe決済の場合、Sankaの請求とPaymentIntent/Chargeを紐付けて作成。
  3. カスタム請求の場合、Sankaで帳票を発行し、必要に応じてStripe Payment Linkを添付。
  4. 入金同期を回し、手数料差額を調整行として計上。差分が残る場合は手動マッチング。
  5. 会計仕訳やダッシュボードで売上・回収をモニタリング。

テンプレート活用例

  • カスタム請求書、検収書、作業報告書をSanka Templatesに用意し、Stripe決済リンクと併用。
  • サブスク更新通知や支払催促をワークフローで自動送付し、Stripeの支払ステータスと同期。

チェックリスト

  • ステータスマッピング(paid/succeeded ↔ 入金済、requires_payment_method ↔ 保留)を事前に確認。
  • 外貨や手数料を含む入金で差分が出ないか、少額テストで検証。
  • ハイブリッド請求の運用ルール(どこまでをStripeで、どこからをSankaで実行するか)をドキュメント化。