できるようになること
Salesforceの商談をSankaの受注に取り込み、受注作成をきっかけに**入出庫(在庫引当)**を自動作成できます。全体の流れ
- Salesforce商談を定期的に受注へインポート
- 受注作成をトリガーに入出庫を作成
- 在庫とロケーションの更新を自動化
事前準備
- SalesforceとSankaの連携が完了していること
- 商品・在庫・ロケーションがSankaで準備されていること
- 受注に、商品と数量が正しく入るマッピングができていること
手順
1. ワークフローA:Salesforce商談を受注にインポートする(時間トリガー)
- Sankaで「ワークフロー」を開き、「ワークフローを作成」を選びます。
- トリガーで「時間トリガー」を選び、実行間隔を設定します。
- アクションで「レコードをインポート」を選び、オブジェクトに「受注」を指定します。
- 連携サービスでSalesforceを選び、商談を受注に取り込むマッピングを設定します。
- 必要に応じて、商談ステージや更新日などの条件で対象を絞り込みます。
- 保存して有効化します。
2. ワークフローB:受注から入出庫(在庫引当)を作成する(イベントトリガー)
- 新しいワークフローを作成し、トリガーで「受注の作成」を選びます。
- アクションで「レコードを作成」を選び、オブジェクトに「入出庫」を指定します。
- 「トリガーからのデータを使用する」を有効にして、受注の商品・数量を引き継ぎます。
- 入出庫タイプは「出庫」を設定します。
- 必要に応じて、在庫が存在しない場合の自動作成や、引当対象のロケーションを指定します。
- 保存して有効化します。
3. 動作確認
- Salesforceにテスト商談を1件作成します。
- インポートの実行を待つか、手動実行します。
- Sankaに受注が作成され、入出庫が自動で作成されることを確認します。
よくあるつまずき
- 入出庫が作成されない:受注の明細に商品・数量が入っているか確認します。
- 在庫が減らない:対象ロケーションの在庫設定を見直します。
- 重複して引き当てられる:同一受注に対する入出庫作成条件を絞り込みます。