メインコンテンツへスキップStripeの決済とSankaの請求・債権管理を連携するための手順です。最初はテスト環境でステータスと手数料処理を確認し、本番キーに切り替えてください。
事前準備
- StripeのAPIキー(テスト/本番)と、必要な権限を持つStripeアカウント。
- Sankaワークスペース管理者権限。
- カード課金と請求書課金を併用する場合のステータス運用ルール(例:
paid → 入金済, uncollectible → 貸倒候補)。
- 手数料・外貨差額の処理方針(調整行を使用するか、科目を分けるか)。
接続手順
- Sankaの「ワークスペース」>「連携サービス」で「連携サービスを作成」を選択し、「Stripe」を選ぶ。
- StripeのAPIキー(最初はテストキー推奨)を入力し、接続を完了する。
- 連携サービス一覧にStripeが表示されたら、チームメンバーを連携先に追加して権限を共有する。
同期設定
- 取引同期: StripeのInvoice/Charge/PaymentIntentをSankaの請求・入金に取り込み、金額・手数料・税額をマッピング。
- ステータス対応:
paid / succeeded は 入金済、requires_payment_method は 保留 など、Sanka側のステータスと対応付ける。
- 手数料・為替差額: Sankaで調整行を自動追加し、手数料控除後の実入金と請求額の差を解消する。
- インポートモード: 初回は「作成のみ」で取り込み、検証後に「作成と更新」に切り替える。
動作確認(推奨)
- テストモードで少額決済を行い、Sankaに取引が取り込まれるか確認。
- 入金消し込みが自動で行われ、手数料差額が調整行として反映されるかチェック。
- カスタム請求(Sanka側で発行)の入金をStripe経由で処理し、ステータスが両方で整合するか確認。
- 会計仕訳のエクスポートが正しく行われるかをサンプルで検証。
本番移行のポイント
- 本番APIキーに切り替える前に、テスト環境でステータスマッピングと調整行の挙動を確定させる。
- 運用開始直後は日次で同期ログと残高を確認し、差分が出た場合はマッピングと調整ルールを見直す。